第20回花と緑の写真コンテスト受賞作品(令和7年度)
審査員長:公立千歳科学技術大学 写真部顧問 石田 雪也 氏
一般部門
グランプリ
白木 諭 さん
追憶のブロッサム
濃淡のある青空と白い雲が彩りを添え、地面の色合いとともに桜を際立たせています。人物と、斜面や木の影が桜の方へ伸びている構図が物語を感じさせる完成度の高い作品です。
一般部門
金賞
佐々木 保彦 さん
藤の花に噴水シャワー
噴水のミストが幻想的に広がる瞬間を巧みに捉えています。藤棚の生き生きとした葉の色がポジティブな印象を与え、奥の森の暗さとの対比も美しい、計算された一枚です。
一般部門
金賞
吉村 剛 さん
移り行く
赤、橙、緑のモミジが美しく、色彩豊かで見応えがあります。丸みのあるシンメトリーな構図が安定感を生み出しており、北海道の鮮やかな紅葉の魅力を存分に伝える作品です。
スナップ部門
グランプリ
濱田 香織 さん
虹の橋がかかったよ
雨上がりの虹と雲が幻想的で美しく溶け合っています。虹のタイミングを逃さず、自然の中で遊ぶ子どもを優しい親の視線でうまく捉えており、芝生や紅葉とも調和した作品です。
スナップ部門
金賞
竹中 里衣 さん
静かな樹と彩りの花
花畑と青空、風を感じる雲が美しく、寝そべるような視点が新鮮です。中心の針葉樹と建物を含めた三角形構図が奥行を生み、色のバランスも良く心地よい一枚です。
スナップ部門
金賞
大西 道子 氏
水芭蕉の咲く千歳湖周辺
春の訪れを告げる水芭蕉を手前に、湖面の反射と遠近感を活かした構図が見事です。開花時期の短い水芭蕉を絶妙な時期に撮影し、凛とした空気が伝わってくる作品です。




















